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カテゴリ: ■教訓

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夜間の工事にご用心

 ■教訓
会食の後、東関東自動車道を利用してお客様を千葉の宮野木の先、貝塚までお送りし やれやれ、一仕事終えたから帰りは幕張PAにでもよって、 コーヒーでもすするとするか…

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3年ぶりに訪れた首都高八重洲線 東京駅八重洲地下出口

 ■教訓
「こちらでございます。 どうぞお足元にお気をつけ下さい」「ありがとう こんな入口があったんですね。」ドアノブを下におろしながら重い鉄扉をあけると、八重洲地下街…

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ハイヤーの事故

 ■教訓
車の仕事をしていると事故とはいつも背中合わせであることを感じます。昨日もお台場で、いつもなら車の流れる二車線道路が何故か詰まっているのでどうしてだろうと見てい…

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 ■教訓
体が資本2015年は私にとって実に短かい一年でした。仕事以外のことで、何かと気を遣うことが多かったせいでしょう。自分が年を重なるということは、私の親も、そして子供…

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お客様は感じている

 ■教訓
ゴルフ仕事で千葉方面に出かけた時のことです時折ハイヤーを利用される方で私も何度かお供をして、顔なじみですそのせいか、一般のお客様より親しげに話かけてくるそうい…

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夜間の工事にご用心

会食の後、東関東自動車道を利用してお客様を千葉の宮野木の先、貝塚までお送りし

 やれやれ、一仕事終えたから帰りは幕張PAにでもよって、
 コーヒーでもすするとするか


などと一人でぶつくさつぶやいた・・・

時計は夜9時をまわり
ここから営業所まで1時間もあれば戻れるし
次の日は非番
こういう時ほど開放感に浸れるときはありません。

夜の湾岸道路は車の流れが良いので、
車に搭載されたオートクルーズ機能が使える
空車だと急な加速やブレーキがかかってもなんということはない
ここぞとばかり足を投げ出しながら
ご機嫌の運転で習志野あたりまで順調に来ました。

kouji.png

ところが徐々に混み出して、減速に次ぐ減速
四方を大型トラックに囲まれながら、ノロノロと走っていた車が、
とうとう完全に停止するまでとなったので、

 もう夜の10時を回っているのにこの渋滞はなんでだ? 事故か?

この時点でスマホを取り出し、高速走行で確認できなかった交通情報を見ると
今走っている付近だけが若干混雑を示す赤色に染まっているけれど、どうも事故ではないようです。

 夜間だし、きっとこれは工事か何かで車線規制をしているんだろう

しかし、その後も
約20分ほど時速20キロから30キロ程度しか出せないような状態が続くと、
さすがに気持ちは萎えて、だんだんとイライラしてきました。

すると、前方、暗く垂れこめた空にむけて工事現場でよく見かける黄色い照明がちかちかとしだしたので

 きっとこの先が渋滞の原因を作っている場所に違いない

さらに先に進んでいくと
追い越し車線の右側に赤いパイロンが立ちはじめ
前方を走る車が一斉に左ウインカーを点滅させながら車線変更を始めたので

やれやれ、これで渋滞は解消されるんだな、と希望を持ったわけです。

渋滞の原因

この夜間の大渋滞を引き起こした要因は、
工事のために、二車線も潰していたこと

道路工事は、交通量が少ない夜間を利用するのは当然のことでしょうが、
湾岸道路は物流の大動脈
今やネット社会となり、物流は増える一方なので
夜間だからといっても二車線潰すんだったら
分かりやすい情報を提供してほしいよ

休み明けに営業所で、よく顔を合わす同僚に向けて鼻息荒げて説明すると

 「おれも何度か夜間の渋滞にはまったんで、
  今は夜間といえども交通状況をチェックして
  工事の場所をなるべく回避しているんだ」


と、そんなのも知らなかったのね、お気の毒様・・・と別段驚く様子もない
なんとなく同情を期待していた私は冷や水を浴びせられた気分になりました。

 なあんだ、すでに経験済みなんだ…

しかし、こんな時、いつも思うのですが、
事前にこういうことがあるから気をつけるべきだよと教えてくれたら、
余計な無駄足踏まずに済むのにな

同じ轍を踏みながら成長する

事故や違反といった営業にマイナスとなることは普段から情報の共有化を図る努力をしているのに、
お金と結びつかない、大したことではないが、
それでも知っているとお得な情報や、苦い経験というものは、
皆さんそれぞれ持っている引き出しにしまったままで、
なかなか日の目をみないもの
だから、後輩たちは同じ轍を踏んでいくしかないという現実があります。

sorry.png

あの日は1時間もあれば帰れるところを結果的に2時間半もかかってしまい、
営業所に戻って洗車をしたら終電を逃す羽目に。
非番の日なのに朝帰りでした。・・とほほ

だからハイヤードライバーの皆さん、
夜間、高速道路を利用される時には、この教訓を思い出していただきたい。

 夜間といえども侮るなかれ、交通情報は発車前によくチェック
By 東京ハイヤーマン


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3年ぶりに訪れた首都高八重洲線 東京駅八重洲地下出口

「こちらでございます。
 どうぞお足元にお気をつけ下さい」

「ありがとう
 こんな入口があったんですね。」

ドアノブを下におろしながら重い鉄扉をあけると、八重洲地下街に出る階段が目の前に現れました。

会議が長引いたために、予定していた新幹線に乗れるかどうか終始心配そうな顔立ちだったお客様の顔に、ほっと安心した笑みがあらわれたのを見届け、私はハザードをたいたままの車に戻りました。

yaesu.jpg

久しぶりに訪れた場所

時計をみると出発時間5分前
車内の携帯が鳴ったので
 お客さが来られるかな?
そう思ったら
秘書さんがちょっと不安げな声色で
「会議が押していて、○○様は少々遅れての出発になります
 5時半の新幹線に乗るにはギリギリ何時に出れば良いでしょうか?」
私はもう一度自分の時計に目を落とし
 「そうですね。遅くても5時15分には出発しないと厳しいですね」
 「承知しました。ありがとうございます」
電話そこで切られました。

私はこの時点で、これは八重洲地下コースだな…
と気持ちはほぼ固まっていました。

5時10分を回ろうとするところで、秘書に案内されて、小走りに車に乗り込んで来られたお客様は、後部座席に腰をおろすなり、若干身を乗り出すような感じで急いでくれと言わんばかり。

 そんなに焦らなくても大丈夫ですよ

とは口に出しませんでしたが、予想より5分も早く来られたことで私の頭の中には、降車場所の情景が浮かんでいて、
これは余裕で間に合うな・・・とハンドルを右にゆっくりと切りながら車を発進させました。

夕方5時台ならそんなに混雑しないことを経験上知ってましたし
高速に乗ってしまえばこっちのもの

口には出しませんでしたが、思い切り余裕の態度を背中でアピールしてみせたのです。

ところが
お客様は車を発進させても、私の背中に不安げな視線をつきさしてくるので
その痛さに耐えかねて
「念のため、高速を使い、東京駅八重洲の地下にご案内します」

安心していただくために、そう言ったところ、
「はあ」と空返事が返ってきました。

ちょうど第一京浜と外堀通りが交差するところで信号にひっかかり、これが意外に長く待たされたのと、前方中央通りとなる銀座8丁目に向けてタクシーがなだれ込むようにして進入し渋滞している光景が目にはいってきて、
 この車もあの渋滞の中に入ってしまうと、ますます時間的に厳しくなるんじゃないか
そんなお客様の不安が力のない返事にしたようでした。

しかし、私はあえて意地悪く無言のまま、右折して昭和通り方面へ車を向け、新橋から会社線にあがりました。

ちらりと時計をみると5時17分
10分もあれば余裕で電車に乗れる時間です。

よしっ ひと仕事が終わったな

何も変わっていない場所に立って

ここに来たのっていつだったかな
運転席にもどって、以前書いたブログ記事をみると2014年・・・
一瞬自分の目を疑いました。
 ありゃりゃ・・3年も経ってる
思わず声が出ました。
八重洲線は頻繁に利用するものの、お客様を降車させたのは3年ぶりだとは・・・

それにしてはこの場所をみるとロケーションは当時のまま
薄暗く、こんなところ2度と来たくなくなるような雰囲気は変わっていません

普通3年といったら高層ビル一棟は余裕で建つような時間。
地上の東京駅はすっかり様変わり、きれいに整備されてきているのに
ここは人々の意識から完全に忘れ去られた場所になっているんですね

tokyo station.jpg

緊急時の避難場所と同じで、ハイヤーを利用されるお客様に降りていただく場所としては不適格なところです。ただし、こういう場所があるということは、もしもの時の切り札として知っていて損はないことでしょう。

実は、経験豊富なベテランドライバーは何枚も切り札を隠しもっているようです。ところが、これがいざという時にならないと出てこないらしく、聞き出そうにも難しいことがわかりました。結局自分なりに時間と経験を積んでいくしかないようです。

経験こそ真の財産なり

久しぶりに訪れたは八重洲地下出口が、以前と何も変わり映えしなかったこととは対照的に、そこに立つ自分は随分と違っていました。
 無駄に時間を過ごしてはこなかったんだな・・・
この3年の間に積み上げてきた経験に裏打ちされた気持ちの余裕、自信がそれを証明していました。

「 金や名誉は一夜にして失うことがあるが、経験は誰にも奪うことが出来ない
 経験こそ真の財産なり」

先人たちがよく口にするこの言葉が、この日改めて胸深く刻み込まれた・・・

と、ここまで原稿を書き上げたら
後ろから小6になる娘がそっと近寄ってきて、わざわざ声を出して読み始めるじゃないですか

ところどころつっかえながらも
読み終えて私の方を振り返って言った一言は

 パパ どや顔だったでしょ!

だそうです。

そうきましたか・・・

doya.jpg


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ハイヤーの事故

車の仕事をしていると
事故とはいつも背中合わせであることを感じます。

昨日もお台場で、いつもなら車の流れる二車線道路が何故か詰まっているので
どうしてだろうと見ていたら、
前方に警察車両の赤ランプが点灯しているのが視界に入ってきました。

なんだ事故か・・

昼間の2時、明るく見通しの良く
別段事故を起こすような場所ではないのに
どうしたことでしょうか。

jikogazou010.JPG

見ると、
タクシーがBMWの後方に左先端部をぶつける形で
中央車線上に止まっていました。

どうやら車線変更の時に前の車が急ブレーキをかけたのでしょう。
車間距離が詰まったことにより追突した模様でした

事故を起こす原因

事故というのは、一瞬の気のゆるみや、
焦る気持ちから引き起こされること多く
落ち着いて基本をきちんと守ってハンドルを握っていれば、
比較的避けられるものです。

生身の人間なので、事故のリスクを全く無くすことができませんから
ハイタク会社としては、全乗務員に対する注意喚起のために
事故が発生すると、その詳細を写真と図解で営業所内に大きく掲示しています。

我が営業所では損害額までも示され、
事故を起こすとこれだけ会社に損害を与えるのだと、
きつくお咎めするわけです。

時折交流する日本交通の乗務員さんの話では
営業所内の啓示に個人名も出されて、晒し者状態となると言ってました。

私は常々、張り出された事故状況を詳細に見ながら
自らを戒めるようにしています。

自分も気が弛んだらああなるのだ・・・と

実車中の事故

私は過去に一度、実車中に事故を起こした経験があります。

原因は 「焦り」 からでした。

進行方向、目的地に向かう車線とは違うレーンに車が入ったことに気付き
修正しようと慌てたんですね、
そのレーンは車線変更禁止の黄色い線がひかれていたのですが、
このまま進むと時間的に大きなロスが生じることが
目に見えていたこともあって、
そこに「焦り」が生じたのです。

後方をろくに確認せず、ウィンカーを出すのとほぼ同時に、
さっとハンドルを左に切ろうとしたその瞬間でした。

左後方から大型のトラックが
私の左横を追い越して行ったのです。
そのすれ違いざまに
ドンと鈍い音がして車が揺れました。

事故図.png


ああ〜、やってしまった…

体に感じた衝撃が大きかったことから、
車の横っ腹がえぐられているぞ…

すぐに頭の中でその状況を想像し
顔から血の気が引いていくことがわかりました。

表に出て確認してみると

あれ?

ドア部分にはかすり傷一つ見当たらず
ぶつかったのはサイドミラーで、
ミラーを覆っているプラスチックカバーが破損しているだけでした。

私は思わずほっと胸を撫で下ろしました。

同時に過ぎ去っていった大型トラックが
100メートル前方でハザードをたいて路肩に寄せて停止している姿が目に飛び込んできました。

そのまま行ってしまわなかったんだ・・・。

「申し訳ございません。
この後のご予定はいかがでしょうか?」

後部座席にいたお客様に状況を伝え、平謝り

事故対応はマニュアルに沿って処理

研修期間に、もし事故になったらどのように対応すべきかを
徹底的に教育されます。

それでも、いざ起こしてしまったら
頭は真っ白になって、まず何から手をつけるべきかわからなくなります。

とにかく気を落ち着かせて
冷静に頭を使うようにし、

実車中ならば
乗車しているお客様に簡単に状況を報告し
事故対応に時間を要するため、
お客様の予定したスケジュールに支障が生じるか否かを確認して
それに応じた対応を迅速にすべきでしょう。

営業所に連絡し、代車を要請するとか、
タクシーを呼んで対応するとかです。

私の時は、お客様から要請を受けて、空いた時間を埋め合わせるために
予定外の行き先に向かう途中だったので
お客様に支障をきたすということがなかったのは不幸中の幸いでした。

とはいっても、事故対応に慣れているはずもなく
私は半ば泡を食った精神状態に・・
お客様の方がどっしりと構えて冷静にしておられました。

本来ならば、乗客や相手方の身の安全や健康状態を確認し、
次に警察に連絡するというのが手順となっています。

この時は、たまたま事故現場から目と鼻の先に交番があって
連絡する前に警察官が異常を察知したのか、すぐに近寄ってきたのには驚きました。

ですから、一挙に気が楽になって、
すぐさま営業所に事故を起こしたことを報告しました。

更に、接触したトラックの運転手も誠実な方だったこと
相手方トラックには損傷個所が見当たらなかったと
警察を挟んだ現場検証もスムーズに処理されたことなど
不幸中の幸いが続きました。

処理終了後も

どのような事故であれ、一旦起こしてしまうと
こちらに非がある場合は、相手に対する謝罪、そして実車中であれば
乗車されたお客様に対する陳謝
そして、車両の損傷個所の修理や保険処理などが待っています。

この一連の事故処理に対し、会社はさすがプロフェッショナル
営業担当者、及び事故処理専門の担当が迅速に処理していきます。
乗務員は相手方との折衝にほとんど関係することなく
全て会社が対応していくので

乗務員のすることといえば、事故報告書を克明に記載し、始末書を作成。
営業所長に提出して
最後は所長より直接訓戒を受け反省することです。

いつまでも一つに事故に関わって業務に支障をきたさないようになっているこの体制に、
はじめは驚いてしまったものです。

乗務員へのペナルティ

事故処理は確かに担当者が乗務員に変わって動いてくれますが
ペナルティは当然ながらあります。

私の会社の場合は給与からの一定額(1万円)の天引き
さらに賞与の査定にも影響します。

損害額に比例してペナルティが大きくなることがないという点で
これが会社に所属する利点の一つであるということでしょう。

だからと言って
平然と構えるというのはどうでしょうか

やはり社内の人間関係を考えると
処理にあたった営業担当者や事故処理担当者には、相手方や顧客対応で
自分に代わって頭を下げていただいことに対する謝意を示すべきですね。

ペナルティといえば
企業に出向し、役員車を担当している乗務員の場合は
事故を起こしてしまった時の乗務員の初動がどうなのか
実車中であれば一部始終を目の前で見せられますから
対応いかんによっては、いわゆる「ダメだし」を食らい、
最悪、担当交代を言われるケースもあります。

また、
3か月以内に再び第一原因の事故(当事者が起こす事故)を引き起こした場合
かなり厳しく詰められますし、3度目になると解雇を言い渡されるケースもあります。
自損事故であっても注意散漫が改善されないともなれば、

あなたはこの仕事に向いていない

という判断を下されてしまうのです。
これは当然のことでしょう。
特に新人研修期間にこういうことがたまに起こります。

もう二度と事故をおこすまい

これは自分に対しての戒めですが
最も注視すべきは
慣れからくる漫然とした運転
これは絶対禁物
事故を呼びます。

適度な緊張感をもつべきですし
空車、実車にかかわらず
落ち着いて、基本に忠実なハンドルさばきを心掛ける
仕事でハンドルを握っていることを忘れないように
そうすることで
事故を最小限度食い止めることができる

そう思っています。

気をつけていても、事故は日常あり得ることですが
できれば極力避けたいもの。

お客様は私の運転を信じて体を預けているということを忘れないように
その信頼に応えるべく
今日も安全運転でまいりましょう。


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進化し続けることが安全

体が資本

2015年は私にとって実に短かい一年でした。

仕事以外のことで、何かと気を遣うことが多かったせいでしょう。

自分が年を重なるということは、私の親も、そして子供たちも
年を重ね、変化していきます。

そして一同みな健康でいて下さると、
感謝の気持ちが自然と湧いてきます。

実は、今年、妹が交通事故にあい、
母は朝おきがけにバランスをくずして転倒して
その際に、床に手をついたことで骨にひびが入り、
さらに足首をねんざするという事態が発生しました。

幸い二人とも大事にはならず
軽微なもので済んだのですけれど、それでもひと月は思うように体が動かず
苦労を強いられていました。

今まで元気だった人たちが突然に体の不調を訴えるというのは
自分にとって衝撃が大きかったです。

普段何もなく健康でいられるということの
有り難さが身に沁みました。

何をするにしても体は資本ですからね。

一家の大黒柱

私は50代中盤になり、以前にも増して親の面倒や、
子供たちの教育のことを考えて生活しなければならない立場になりました。

「一家の大黒柱」という言葉がありましたが、
私もいつの間にか背中にいろいろな荷を背負って立つ
一つの家庭の柱的な存在になっていたのです。

自分にもしものことがあったら
家族は路頭に迷う・・・
最低限、健康には気を付けなければ・・


おっと・・
空車時は特に悩みごとを抱えながらハンドルを握るのは禁物。

リスクは大なり小なりありますが、
押し寄せる不安にイチイチびくびくしても始まりませんよね。

「自分が進化し続けることが、もっとも安全である」

わたしの好きな言葉を思い出しました。


2016年 新しい年をどう過ごすのか
自分を進化させる新たな挑戦が必要だと考えました。

皆様、来年も引き続きどうぞよろしくお願い致します。

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お客様は感じている

ゴルフ仕事で千葉方面に出かけた時のことです

時折ハイヤーを利用される方で
私も何度かお供をして、顔なじみです

そのせいか、一般のお客様より親しげに話かけてくる
そういうタイプの方でした

本社が地方にあって、出張で東京に出てこられるとよく利用されます。

その日のゴルフは会社の取引先が主催するコンペで
女子プロと一緒にプレーするという企画となっていました。

ゴルフは企業人の文化

お客様からたまに聞かれることの一つに
「ゴルフはされないのですか?」
というのがあります。

「ある」と答えが返ってきたらゴルフ談義に花をさかせられるのに。。。
そんな気持ちがあってなのか、
あるいは
私のいでたちが、ゴルフができるほど余裕ある姿にみえたのでしょうか

そうであれば、それはそれで嬉しいのですが
私の場合は、ゴルフのクラブセットは所持しているものの
コースに出た経験は一度もなく
10年以上も前に前職のゴルフ好きの上司に誘われて一度だけゴルフ練習場に連れて行かれたのを最後に、クラブはお蔵入りとなりました。

ですから、はっきり言ってゴルフに対する知識はゼロに近い

 ゴルフができるような身分なら、きっとハンドル握ってないですよ
ネガティブな時は心の中でそうぼやいたり・・・

しかし、たびたび仕事でゴルフ場に来るようになると
日本の企業人たちが仕事、そしてプライべーとで、
いかにゴルフを愛し活発に行っていることがわかります。

会社役員ともなると、
ゴルフも「仕事」の一つになっているようにも感じますね。
これは世の奥様方にはなかなか理解されない「男の世界」

企業内、あるいは取引先との交歓、交流の潤滑油として活用していることは間違いありません。一つの文化です。

course1031.jpg


「もしもし、終わりました。車を回してください」

正面玄関に車をつけると
ビールか何かをひっかけた感じで、若干顔が赤らんでいて
後部座席に乗り込むや

「いやー  きょうは参ったね
 やっぱり基本が大切やな」

いきなりどうしたのかと思ったら
今回女子プロとまわりながら、自分の知らないところで動画撮影されていて
プレー終了後のコンペ表彰の場で
自分のプレーする姿を大画面でみんなの前でさらされるとともに
女子プロから、スイングについて色々と指摘を受けたというのです。

「あんな経験生まれて初めてだね
 あんなぶざまな格好をしてプレーをしていたなんで
 ちょっとショックやった・・・」

と言われるわけです。

「今までどなたかインストラクターについて指導を受けたことが
 なかったのでしょうか?」

そう聞いてみると

「いや一度もない」

「そうなんですか・・・」

テレビなどでプロのプレーを見ていれば
自分のスイングがどれほどできていないのか一目見ればわかります。

golfer1031.jpg

私はハンドルを握りながら
このお客様のへっぴり腰でクラブを振り合わす姿を想像し
思わずにたりと笑みを浮かべてしまいました。

すると
「基本というのは大事なんだなあ
 自己流はやっぱり駄目だね・・」

独り言のようにつぶやかれたと思ったら
「車の運転もやっぱり基本というのがあるんでしょ?」

あれ? 
話の矛先を私の方に向けてきたので
これはもしかして、私の運転に落ち度があったのかと
今度はお客様の出方に探りを入れるようにして、

「はい、ございます
 ハイヤー乗務員として入社して最初の3か月間はみっちりと基本を学びますし、
 教官が同乗して運転技術の指導も受けます。」
そう答えたのです。

「違うんだよね
 なんかね、安心感がね・・・」
話しぶりからして、私の運転に対して指摘しているのではないことはわかりましたが・・

「本社でも車があるんだけど・・・
 今乗っている車とおんなじなんだけどね・・」

どうやら、このお客様は本社専属の運転手に対して
不満を吐露していたのです。

東京出張の際は私の会社と、もう一つ大手のハイヤー会社の車を利用するらしいのですが、
出張に来て車に乗るたびに本社運転手との比較をしてしまう。
東京の運転手は任せられる半面、本社の運転手は一生懸命やっているんだけど、
なにかぎこちない。乗っている人を緊張させるような、お任せモードにならないんだな
やたらと発進時に体にGがかかる・・
運転センスがないのかな・・・

酔った勢いなんでしょうか、本音丸出しの発言でした。

なるほど
それで運転の基本について聞いてきたんだな
お客様の腹のうちがようやくわかりました。

お客様は感じている

色々な車に乗る人は、当然車に乗った瞬間から無意識に快不快を感じますから、そこで運転技術が比較されます。
上場企業の役員ポストに収まる人となれば、一般に高学歴でありますし、
普通の人よりもいろいろな意味で能力が高い。
人を見抜く力も当然長けているわけで、ドライバーの運転技術にとどまらず、
ちょっとしたしぐさや言葉遣いの対応などから、無言の評価をしていることでしょう。

以前私が新人時代にダメ出しをくらった話(「おたく 最低だね…」新人時代の苦い思い出)でも触れましたが、
人は自分の不快感を許容できる基準線を潜在的に持っていて、
その線を越えてしまうとクレームとして不満が露出し表面化されてしまいます。

このお客様は、その運転手に直接言ってやるべきか否か、
乗るたびに考えてしまう・・・
と愚痴をこぼしていましたが、よほど目に余る状況なんでしょう。

ただ、その運転手は誠実な姿勢があるだけに、私から運転の基本についてを聞き出して
何か技術的なアドバイスをしてやろうかと思ったのでしょうか。
このお客様が今日女子プロから基本指導を受けたように・・

aqualine1031.jpg

木更津から東京湾アクアラインに伸びる直線コースを走る頃になると
会話はすっと消えて、後ろから静かな寝息が聞こえてきました。

よーし、このまま自宅到着まで目覚めさせないような運転をやってやろう・・

いつになくアクセルやブレーキワークに神経を使ったせいで。
久しぶりに気疲れしました。

やれやれ

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プロフィール
●年齢:50代
●家族:妻・子供あり
●住まい:東京都内
●職業:ハイヤー乗務員
●E-mail:hireman50@gmail.com
●経歴:東京出身。大学を出た後、
    教育関係の仕事に就く。
    一時独立したが頓挫。
    その後いくつかの業種
   (新聞社、病院検査会社、
    不動産、リフォーム建築)
    を経験。2008年、営業系の
    仕事を希望して再び転職活
    動し、唯一内定をもらった
    ハイヤー会社に再就職し
    現在に至る。
ファン




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