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話題の高級日本旅館「星のや東京」車寄せ

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話題の高級日本旅館「星のや東京」車寄せ

一度はいってみなくちゃ・・

去る7月20日、国際都市東京のオフィス街大手町に
星野リゾートが新規開業した高級日本旅館
「星のや東京」のこと

TVで話題のニュースとして随分と取り上げていたので
ご存知の方も多いと思います。

星のや ビル.jpg


星のや 正面.jpg

都内にある宿泊施設といえば、真っ先に名前があがる
帝国ホテルやホテルニューオータニ、ホテルオオクラをはじめ
ハイアット、ヒルトン、リッツカールトン、ペニンシュラなどの外資系高級ホテルの数々

このホテル激戦区東京に敢えて本格的な高級日本旅館を投入したのには
当然ながら星野リゾートとしての「勝算」があってのこと

"塔の日本旅館"をコンセプトに

「東京で初めての高級日本旅館をつくりたい。
ホテルの中のいろいろなスタイルの中に
日本旅館を一つのカテゴリーとして位置付けたい。
そうなれば世界に出ていくチャンスを得られる。

東京は私たちのゴールではなく
ベースキャンプであると考えている」

マスコミのインタビューに自信に満ちた面持でコメントする
星野リゾート代表取締役社長 星野佳路氏が印象的でした

Mr Hosino.jpg

「星のや東京」に行ってみた

さて、
お盆休み中、早朝に羽田国際線の迎えの仕事があって、お客様をご自宅までお送りしたあと、営業所に車を戻す途中で大手町近辺をを通ることから、この「星のや東京」のことを思い出しました。

土曜日だったこの日、都内一般道路は交通量も少なく
このタイミングを逃したらいつ行けるやら…
そう思ったらいてもたってもいられなくなり
日比谷通り、大手町交差点を迷わず右折したわけです。

この旅館は
ちょうどサンケイビルの斜め向いに立っていて
見つけるのは容易でした。

星のや map.jpg


旅館 といってますが
外観をパッと見ると、ちょっとしゃれたオフィスビルといった感じです。

都内高級ホテルにあるようなきらびやかさや
多くの人が出入りするエントランス
車を待ち受けるドアボーイなどはいっさいなく
旅館ということで番頭さんのような人が表に出て水打ちをしているわけでもない

立ち寄った時間は朝の8時半
時間帯のせいなのか人気もまばら・・
ではなく、営業しているのかと思うほどひっそりとしていて、
おまけに人っ子ひとり正面入口から出入りする姿を見ることはありませんでした。

遠巻きに旅館の入口を見ても看板らしきものがないせいで
あらかじめ調べて行かないと、どこから入ってよいのやらわかりづらいところです。

不思議なことに
周囲にもこのビルを案内する看板をみつけることができませんでした。

ほしのや 玄関.jpg

靴を脱いで下駄箱へ収納

初めて行くホテルの場合
1階ロビーにある化粧室を借りに中に入ってみて、
ホテル内部の様子をうかがってみるのですが
この旅館はそれが難しいのです。

といいますのは
「星のや東京」では、伝統的な和のしきたりを踏襲していて、
玄関では靴を脱ぎ、壁に埋め込まれた下駄箱に
収納するようになっているからなのです。

館内はほぼ畳でつながっていて、スリッパなどの履物は履かずに、イグサの香りと畳表の感触を直接感じながら移動する。外と内とを完全に切り替えるという点で一般の西洋式ホテルでは味わえない落ち着いた極めて私的な雰囲気を醸し出しているといいます。

細部までこだわりに抜いた和の空間を覗きみるには
それこそ事前に取材許可を得なければならないのでしょうね。

ちょっとお茶でも…とぶらりと立ち寄ることはできそうにない
旅館だけに、文字通りの「敷居の高さ」がそこにあるわけです。

残念ですが、旅館内の様子はHPなどで紹介されていますから
それらを参考にしていただくことにして

問題は、車でこの旅館にお客さまをご案内するときにどうするか・・・。
業界的視点モードに切り替えて周囲を見渡してみました。

車寄せはどうなっている?

さて、この旅館
お客様をお連れしたらどこに車をつける?

スマホで調べてもこの場所はできたばかりとあって、グーグルのストリートビューでは確認できません
(2016年8月末現在)

実際行ってみると、
通りに面していながら、敷地の関係か1階には車寄せというものが存在しません。
しかも旅館前の歩道に柵が埋め込まれているのですが、
業者の搬出搬入用の出入り口もなく
あったのは、人1人がやっと通れる柵の隙間だけでした。

電話で問い合わせましたら、「右隣りにある大手町フィナンシャルシティー・グランキューブ地下2階に車寄せ玄関がある」ということでした。

星のや 車寄せ.jpg

わずかな隙間があるだけ

地下2階車寄せまで2回ゲートを通過する

旅館の正面向かって右にある大手町フィナンシャルシティーの1階車寄せ入口横に地下駐車場のスロープが伸びでいます。
そこを降り切るとゲートがあり、
駐車券を取ってグランキューブと標示された方面へ直進すると
そこに係員が立っていました。

「星のや旅館車寄せに行きたいのですが・・」
そう声をかけると係員は
「もう一つゲートがあるので、そこを通過してください」と
わざわざ小走りに30メートルくらい先にあるもう一つのゲートまで
誘導してくれました。

そこで最初に抜いた駐車券を係員に渡し
再度ボタンを押して駐車券を取り直しました。

そこからさらに20メートルほど直進すると
左手に「星のや東京」と染め抜かれた濃紺の大きな暖簾が現れました。
お客様をお連れした時は、この地下2階車寄せにご案内することになりますね。

ちなみに、出口は日比谷通りに面しているので、その後の移動がしやすくなっていました。

裏手の方に看板発見

実はこの旅館を横伝いに裏手に回ってみると
壁に「星のや東京」とあって、照明のある入口が現れます。

私ははじめ、こちらが正面玄関かと思ったのですが
自動ドアの奥に案内版が置かれていて、よく見ると、
そこには「宿泊客専用の出入り口」となっていました。
それで、改めて道路側が正面入り口であるということが認識できたのです。

星のや 看板.jpg


星のや 裏手入口.jpg

宿泊客専用出入口

旅館というなら、建物正面に日本庭園を構え
玄関まで砂利道が伸びていて、そこを、ゆっくりと車で進んでいくと
着物姿の女将が迎えに出てこられる・・
そんな車寄せを想像してしまうんですけど・・

このイメージは同じ星野リゾートが運営する「星のや京都」のほうにあるみたいですね。

この「星のや東京」はオフィス街という特殊な場所にあるため、
周囲の雰囲気との調和を考えて、演出されたものなのかもしれません。

今回外観を確認することだけで終わりましたが、
やっぱり一人の宿泊客として訪れたい・・そんな場所でした。

星のや東京 施設公式HP

2016年3月リニューアルオープンした
星のや京都も一見の価値ありです。


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首相官邸 車寄せ

ハイヤー運転手は時に、
一般人が簡単に出入りできない場所に入り込みます。
この仕事に従事するものだからこそなせる特権といってもいいかもしれません。

総理官邸もそのうちの一つと言ってよいでしょう。

官邸全面.jpg


ですから、この業界を知らない人に

「仕事で官邸に行ったんだ・・・」

などとちょっと自慢げに話そうものなら

「すごいですねー」

なんて言われたりして・・・

でも、これって自分の実力やコネなんかじゃないので
言うだけ野暮なんです。

先輩に尋ねる

さて、この日 
配車係りから指示書をもらって行き先を見ると
「首相官邸」の四文字
車はセンチュリーです。

私の表情が一瞬変わったのを見て取った配車係が

「ここ、入ったことある?
 もしなければ、知ってる人に訊いてくれる?」

朝の一番忙しい時間帯とあって
配車デスク前には出庫前の乗務員が群がっていると
行き先の説明をする余裕がないからです。

これはよくあること。

そういう時は営業内をぐるりと見渡してみれば
必ず2,3人、そこの主(ぬし)、
あるいは仕切り役みたいな経験豊富なベテランさんがいるもので、

そういう人たちは一見とっつきにくい感じがしますが
おそるおそる声をかけてみると
やはりハイヤーマンのサービス精神がうずくのか
まるで孫でもあやすように

「おお、どこに行くって?
 総理官邸?
 地図あるか 持ってきてみな・・・」

「はい。お願いします。」

「ここはな
 正面に向かってこの道から行くのと、
 こっちから坂を上っていくのとがあるんだけど、
 営業所からだと、この坂を上っていくといいな…」

 それで、
 この正面入り口の信号にかかる前にウインカーを早めに出しておく。
 そうすれば門番の警備が早めにこっちの車に気づいてくれるから、
 スムーズにはいれるんだ。」

「はい」

「どれ、伝票見せてごらん、
 ああ、この人ね。
 俺も前に乗せて日銀に行ったな」

実に親切に教えていただきました。

首相官邸 車寄せ

溜池から「内閣府下」を左折、
坂を上ると、総理官邸前の信号が見えてきます。
先輩のアドバイス通り、左のウインカーを早めに出すと
警備の警官がこちらの動きを察して、
信号が変わると同時に手押しでバリケード門を開けてくれました。

官邸前入口.jpg


左折で中に入ると、すぐ左側が官邸敷地内への入口となっていて
車両のチェックがなされます。

通常事前に訪問者名および車番、車種、運転手名、
連絡先などが登録されていますから
入口の守衛がリスト表と照らし合わせて確認がとれると
門が自動で開きます。
その間に要した時間はものの1分程度

ボディチェックや、金属探知機をくぐるといったことをしないので

これでいいのかなあ・・・
と、余計な心配をしたりして・・

官邸内に入る

車を敷地内に入れると右側が官邸の建物、
その前は広い石畳の庭になっていて、
車を庭のへりに沿って大きくぐるりと時計周りに走らせながら
官邸前入口につけます。

官邸進路.jpg


すると入口正面に立っている係員が後部座席のドアを開けてくれ
訪問客を下ろした後、官邸内で待機する場合は、
車を再び先ほど入った入口方面に向かって走らせながら
またグルっと旋回して、その庭に駐車するといった流れです。

どこかの商社ビルの地下駐車場と違って、いたってシンプル、
絶対迷いません。
永田町のど真ん中にある広大な敷地、
そこに黒塗りの車がずらりと並んで駐車する光景をみれば

ーーここが日本の中心なんだなあ

といった実感がわきます。

総理現る

とその時でした。
数台の黒塗りの車が入口から勢いよく入ってきたのです。
車をみれば一目瞭然
総理車のおでましです。
数台のSPの車に先導されてきました。

切れの良い走りをみせながら
官邸建物前につくと
関係者がどっと出迎える中
後部座席からあの良く見る姿が現れました。

おお、ここは正真正銘 日本の中心だ・・・

総理官邸西門

ちなみに、普段ハイヤーは正面入り口から入るのですが、
内閣府の職員や搬入車は「西門」を利用していて
そちらから官邸内に入ることがあります。

官邸西門入口.jpg


同じように守衛を通るのですが、こちらは
一般の家屋でいうならば、勝手口のようなところ。
コンクリ―トで固められたまるで地下要塞のような
無味乾燥な空間の中に入っていきます。
しかも
「車寄せ」として仕切られた場所はありません。
正門とは対照的です。

のんきな運転手たち

さて、待機時間が1時間も過ぎると

あれ?
何人かの運転手が表に出る人がいます。
中には車の後部トランクを開け、
官邸入口から直接見えないように死角をつくり
そこでもくもくと煙草をくゆらす人もいました。

官邸内では、国の仕事をする人たちが、
頭を付き合わせて会議をしているだろうに
庭にいる我々は実にのんきなものです。

自分の家のようにほぼ毎日官邸内に入る人もいるわけで
慣れてしまうと感覚がマヒしてしまうのでしょうね。

だからといって
今官邸の中に入って自分に何ができるのか?

何もできない・・・
お呼びじゃない・・・

当然なことです。

上昇志向の強い20代、30代の人なら
こんな場に遭遇したら

 くそー おれはここで何やってんだ?
 同じ人間だぞ・・

などと、自分の不甲斐なさに焦りや怒りなど
複雑な心境を味わうかもしれませんが、

人生の黄昏50代、60代ともなれば
これから頑張ったってたかが知れてるし

 人生いろいろ
 できることをしっかりとやることが大切だ

こういった悟りにも似た気持ちになって
ふっ〜と吐いた煙草の煙の行先を見つめ

 今月俺、走ってねえなあ
 この仕事、往復10キロにもならない
 待機時間もないし
 ほとんど金にならんや・・
 今月給料いくらになるんか

こんな場所にきても
心配なのは国のことより自分の懐

ついそろばんをはじいてしまう・・・。
でも、プロだし、所帯持ってるし・・・

先輩にお礼

営業所に戻ると
丁度先ほど指導を受けた先輩がいて、私と目が合うなり

「おい、どうだった? うまくいったか?」
と先に声をかけられました。

「はい、お陰様で、問題なく行ってきました。
 ご指導助かりました。
 ありがとうございました。」

「あのう…先輩、コーヒーお好きですか?」

「ええ? なんだよ
 いいよ、気を使わなくても」

「でも・・・
 ブラックですか?
 ミルク砂糖入りでしょうか?」

「そうか・・・じゃあ ブラックで・・」

「はい、かしこまりました(ニコリ)」

最近ではほとんどの情報をネットで検索して調べることができますが、
あえて知っていても確認の意味で先輩や同僚に聞いてみると
意外な情報を得たりして、学ぶべき点が多いですね。

コーヒー自販機.jpg
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ペニンシュラの苦悩

外資系ホテル

東京の高級ホテルランキングで上位10番以内に必ず入る
五つ星のホテル ザ・ペニンシュラ東京
晴海通り沿い 日比谷通りとぶつかる日比谷交差点の一角に
半島を意味する「ペニンシュラ」の名のごとく、そのホテルはそびえ立っています。

337px-The_Peninsula_Tokyo.jpg


開業は2007年9月。香港&上海ホテルズ社が、建物と敷地を所有する三菱地所から50年間の賃借契約で運営している「外資系」ホテルです。

地下4階 - 地上24階 客室数314
最も広い「ペニンシュラ・スイート」と呼ばれる客室は実に347uあり
都内ホテルでは最も広いといわれています。

また、最上階にはヘリポートがあり、成田空港と結ぶようになっていますが、飛行許可が下りていないため現在運行できていません。

peninsura.jpg

ペニンシュラの苦悩

さて、このホテル、一般の評価とは裏腹に
ハイヤ−乗務員からは人気がありません。

その一番の理由は
ホテル正面エントランスの車寄せスペースが狭いということ

猫の額ほどの・・
という表現がありますが、
航空写真を見ておわかりのように、このホテル、本当に情けないほどに玄関が狭いんです。

これで五つ星ホテルなの?

と思わず口をついてでるほどなんですね。

普通に考えれば、晴海通りに面している方に
広くホテルエントランスをつくればよかったのに・・・

そう考えます。

ホテルオーナーが中国香港系のようなので、香港の建造物の多くがそうであるように、「風水」的な見方で玄関をわざと西側にしたとも考えられますが、その真意はわかりません。

最も影響を受けるのは
ペニンシュラの名を傷つけまいと、奮闘するベルボーイたちでしょう。

ペニンシュラ エントランス.jpg


傍から見ていると
御客様に対応している以上に、車の誘導の方に多くの時間を割かれているようにみえて、何とも気の毒です。

タクシーの待機場所もないので、御客様から要請があれば、
晴海通りから手を挙げて呼んでこなければならない。

御客様の車を預かり駐車場に入れたり出したり・・
さらにハイヤーなどの車に対しても気を使わなければなりません

そして極めつけは
あんな狭いところに、空港送迎用でお馴染み、オレンジ色のリムジンバスが入ってくるんです!

ですから、玄関前はいつもてんやわんや
天気の良い日はそれでも問題ありませんが、雨の日など天候の悪い時は大変

ベルボーイは忙しくあちらこちら走り回るほかないわけで、
仕事上笑顔を振りまきながら業務にあたっていますが
その胸の内はどうだか・・・

これはまさにペニンシュラの苦悩ではないでしょうか

ただ、そんな中にも紅一点(実際には白い制服)女性のポーターがいて
ソフトな対応をしている姿がひときわ目をひきます。

御客様に対してもそうですが、私たち営業車のドライバーにとっても
なんとなく心なごませてくれる存在であることは確かです。

ホテルへの入り方

入り方のコツなどといった大それたものはありませんが、
御客様をホテルへお送りする場合は
日比谷通りから日比谷交差点で晴海通りに入ってホテル正面玄関に左折で入る方法がもっともオーソドックス。

ただし、ホテルのドアサービスを受けるには、
狭いロータリーをぐるりと一周する必要がありますのでお気を付けください。

それと、
数寄屋橋方面から日比谷交差点に向けて進行する場合、右折してホテル正面玄関に入ることはできませんのでご注意を。

仮に交通法規を無視して強引に右折しようとしても、中央線に赤いポールが並んでいますので、物理的にもできないようになっています。

ペニンシュラホテル お迎えのコツ

こういった表玄関の状態なので
ハイヤーでお客様をお迎えにあがる場合には
ちょとしたコツがあります。

まず、先着の指定時間10分前に現地に到着するというのは当然ですが、
このホテルの場合、できればもう少し早く現地到着したいところ

といいますのは、時間帯によって車が思うよな場所につけられないことがあるからです。
特に午前9〜10時ころ、夕方の午後5時以降は混雑が予想されます。

ペニンシュラホテル.jpg


図のように、ホテルの北側一方通行の通りの適当な場所に車をつけましたら
正面エントランスにいるベルボーイのところへ行き、
ハイヤー名刺を差し出して
先着時間と御客様名ならびに自分の車のナンバーと位置を告げてください。

特に、時間が迫っている場合、直接ホテル正面玄関に車をつけても
待機できる場所が物理的に確保できない場合がほとんどなので

そういう場合は
写真の赤矢印が示す場所に一旦車をつけて、ベルボーイの指示を仰ぐ方が
得策と考えます。

こうすることで、ドアマンが交通整理をしてくれ
先着時間の近い車を優先的にベストな場所に誘導してくれるでしょう。

仮に正面玄関が見えない場所にいても事前連格が行き届いておれば
ボーイが車を呼んでくれますから
御客様がいつ出てこられるか
ドライバーが気を張り続ける負担が軽減します。

ベルボーイは基本的に
お客様から車の手配の要請を受けたら、即座に対応し、お客様をむやみに足止めさせないよう、非常に気を使っているので、我々も、そんな彼らの気持ちを汲んであげると、お互い気持ちよい仕事ができます。

○○ハイヤーの乗務員は要領がわかってるじゃないか・・・
そんな印象を与えたいものです。

したがって、特にこのホテルでは、繰り返しになりますが、
まず、車の待機場所を決める。
次に、必ずベルボーイに御客様情報と自分の車の情報をしっかりと伝えておくこと。
すなわち、ボーイさんとのやり取りがポイントになるということですね。

外国人のお客様が多い

私はこのホテルの送迎の仕事でデスクから伝票をもらうと
決まって利用者は外国人でした。
日本人をご案内したことが一度もありません。

また、現地で待機していて時間きっかりに出てきたためしがありません
いつも先着時間を大幅に超過し、20分、30分待ちなど当たり前です。

だからこそ、現地到着と同時にベルボーイに連絡をしておき
いつ呼ばれてもよいようにしておけば
気を張る必要もなくなるので、車内でじっくり待機できるというわけです。

ですから、結論を言えば
ホテル玄関が狭いと感じるのは最初だけで
こういった要領を習得してしまうと
このホテルの玄関の広さはあまり気にならなくなります。

かえって、忙しくして走りまわるべルボーイさんたちが気の毒に思えたりしますね。

ホテルのトイレを使用してみた

余談ですが、みなさんも仕事で行かれましたら是非このホテルのトイレをご利用ください。

初めて利用した時、私はネームレートをはずし一人のお客になったふりをして正面玄関から突入しました。
すると、
目に入ってきたのは、高さにして4階ぐらいまで吹き抜けているロビー。

決して広い場所ではありませんが、
何ともいえない淡い光の織りなす落ち着いた空気に包み込まれ
どこからともなく聞こえてくるピアノの音が、
ロビーにいる人たちの談笑する声に溶けて
その響きが私の耳に心地よく刺激してくるのです!

そこは映画の中でよく見るセレブの空間・・・

平凡な日常から完全に逸脱した別世界、
カタカナの形容詞を羅列したくなるような、
まさに豪華なラグジュアリー空間を見事に演出しています。

やっぱり違うなあ・・・

その「違い」というのは心地よさのレベル
これは帝国、オークラ、ニューオータニにはない雰囲気です。

「お手洗いはどこですか?」

案内係りに場所を尋ねると、にっこりと柔らかい笑みを浮かべ、奥の方を指さしながら教えてくれましたが、
けっこう奥まったところに位置していて、少々見つけるのに迷ったほどです。

用を足して玄関に向かう際にふと上を見上げると
なんとピアノの音は階上に設置されていたピアノの生演奏から聞こえてきたものだったのです。

こういう粋な演出がセレブたちの心をギュッとつかんでしまうのでしょうね。

後でわかりましたが、トイレは裏手にある入口の方から利用するほうが圧倒的に近くて便利でした。

ちなみに
ホテル裏手側の向いに相対するビル(有楽町電気ビル北館)にはコンビニがあります。

ペニンシュラ 裏入口.jpg


click右矢印1スピードラーニングってCMでよく見かけるけど、実際どうなの?


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【参考】大手町界隈 私の待機場所ベストポイント

【参考】大手町界隈 私の待機場所ベストポイント

「お客様、まもなくご到着です」

目的地に到着する直前にシートベルトをはずし
到着すると同時にすぐさま降りて後部座席のドアを開けに行く

お客様はドアが開けられるのを待ちきれず
自分でドアを開けました。

私はお客様の前を遮るようにしてまわりこみながら
開いたドアに手を伸ばし
車から出てこられるお客様を出迎えました

ドアサービスができない時はなんとなく自分の恰好の悪さが気に入らないんですけどね

日本人の大半はちょっとせっかちなのかもしれません。
せっかくのサービスを受けようとしない。
高いお金出して乗っているんですから
もう少し余裕持っても・・・と言いたくなるんですけど。

いってらっしゃいませ。

と、お辞儀をしながら発した私の挨拶の言葉は
お客さまの背中にぶつかってそのまま落とされるようでした。

毎度のことです。

お客様はまっしぐらにエントランスの扉の中に吸い込まれていきました。

大手町界隈、待機場所をどこにするか

ここは日本工業倶楽部の建物前

この通りは路駐できるのですが
指示書を見ると、会合の後に会食があり、そのあと自宅まで送りとなっていましたから
これから3時間は出てこないでしょう。

map kogyokurabu.jpg

そんな目星をつけふながらも

お客様を下ろした後、そのままその場所付近で10分程度待機し、
何かの用事で車に戻ってこられないことを確認した上で
車を移動することにしています。

さて、手もとの時計は午後5時を回っていました。
遅くても7時半にはこの近辺に再び戻って待機しよう…

自分の中でざっくりと計画を立てます。

トイレにも行きたい
小腹も空く・・・

段取りの悪さ露出

普通は指示書の内容を確認した際にあらかじめ時間配分の組み立てをサクッとやって
ちょっとひっぱられそうだと思ったら
事前に飲料水や食べ物を買ってトランクに積んでおくのですが

この日に限っては、前の仕事が終わるや営業所に帰ると
すぐに出庫するように要請され、買い物をしている時間的余裕が作れなかったんですね。
おかげで、飲料水を自販機で買うのが精いっぱいでした。

しかも、久しぶりに出向く大手町界隈

路駐場所には事欠かないエリアではありますが、
そこにはまだ 「私のベストポイント」がなかったのです。

ちなみに
待機場所ベストポジションとは以下のような条件が必要です。

★お客様の電話を受け3分以内に指定場所に行ける
★長時間駐車していても道路の通行に影響を及ぼさない
★喫煙ができる(私はタバコを吸いません)
★トイレが近くにある
★アイドリングをしても騒音が気にならない
★コンビニが近くにあればなおのこと良し

これは東京スカイツリー車寄せの記事でご紹介しました。

日中の緑虫には注意

大手町は高層ビルが多いため、トイレはビル内の地下になります。
入口を間違えると結構探すのに時間がかかります。
日中となると、「緑虫」の突然の出現があるので、5分以上車を離れるのは危険なエリアです。

それからコンビニも店内にトイレがない場合がほとんどですよね。
ビルの構造上の問題からなのでしょうが。

偶然が教えてくれたベストポイント

午後5時を過ぎれば、ひとまず緑虫さんとの遭遇は確率的に低くなります。
それでも、一応付近を見渡して確認した後
丁度、三菱UFJ信託銀行本店ビルに横付けして
目に付いた階段から地下に下りてみたら、すぐにセブンイレブンが目に入りました。

これはラッキーと、すぐさま菓子パンを購入し,
次はトイレの場所探しだと、コンビニを出てぐるりと四方を見渡すと、
これがいい塩梅(あんばい)に今来た階段の方にトイレがあるじゃないですか。
コンビニから目と鼻の先です。

よっしゃー!!

一人で小さな感動を覚えていました。

その場所の地図と入り口は以下の通りです。

map taiki013.jpg

map taiki012.jpg

私は煙草をたしなみませんので
この場所は「私のベストポイント」であって、喫煙者にはベターでしかないかもしれませんが

その入口近辺に車を停車させて買ってきた菓子パンをほおばっていると、何台かのハイヤー車が私の車の前後に停車させては、中からドライバーが出てきてその階段を下りていくのを目撃しました。

こういったレアな情報はなかなか共有されづらく
先輩を捕まえて聞くしかないのですが
車寄せの入りかたならまだしも、トイレの場所まで聞き出すのはちょっと気が引けますよね。

参考までにご紹介しました。

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八芳園 ――トイレがこんなところに!

東京の一等地 白金
この場所に1万2000坪ある敷地を要する八芳園があります。

タクシーやハイヤーの運転手で
「八芳園」を知らない人はいないでしょう。

八芳園 5.jpg

正門から車を乗り入れると、まず料亭 壺中庵があり、
右手奥の方へ車を回すと
本館の車寄せが見えてきます。

八芳園 4.jpg

「四方八方どこを見ても美しい」
という意味で名づけられた八芳園

正門をくぐった時から包み込まれる日本庭園の
何とも言えない荘厳な雰囲気は
神社やお寺とはまた一味違った、
豪華でありながらも日本的繊細さを感じさせ
名前の由来にうなづけるものがあります。

会議や会食での利用よりも、
結婚式場として名が知れているところ
こんなロケーションで一生に一度の大イベントを演出できたらと
結婚を考える人ならば
訪れた途端 心を鷲掴みされてしまいそうです。

ちなみに
口コミサイトでこの八芳園を利用する場合の費用をみると
平均300万円でした。
それでも人気があるため、なかなか思いような日を確保できず
みなさん1年以上前から予約しているそうです。


さて、
やってる仕事が違うと
こうも見る視点が変わるのかと、思うほど
ハイヤー乗務員たちの見る目は違います。

ロケーションや館内の装飾は一切関心なし。

車がつけやすく、客様の動線を確保できるのか
待機場所の位置、状態はどうか
あれこれ理屈を言う前に
車を場内に入れた途端
一瞬にして感じ取っていきます

八芳園の場合、その敷地の広さから
車寄せ、駐車スペースは申し分ありませんが、
お客様に車の連絡先を伝えられない場合、
車寄せすぐ前に位置する駐車スペースを確保できないと
奥の駐車場に案内されてしまうので、
お客様の姿を確認できません。

出てこられる時間が大体読めれば
一旦奥に車を回し、
ころ合いの時間に車寄せ前の駐車スぺ―スに移動して
迎えの準備をしたいものです。

緑にあふれ
秋ならば紅葉も楽しめる
待機場所としては実に良いところです。

澄み渡った秋空の下で
適度な日光が車内に差し込むと
つい眠気を誘われてしまいます。

仕事がなかったら
昼寝をする格好の場所になりそうです。

ですから運転手さん。
携帯アラームのセットはお忘れなく!

まさかトイレがこんなところに!

さて、良い待機場所としての必須条件であるトイレはどうでしょうか。
出口側近くの駐車場をぐるっと見渡してみて
「お手洗い」の表示が目に入ってきません。

確かに、このロケーションでは
「お手洗い」の建物を目立つ場所につくるわけにはいきません。
しかし正門に誘導員一人が常駐し、
車寄せや駐車場にも人を配置させ、
さらには駐車スペースも十分にありますから、
運転手のことも考えると当然トイレが近くになければ不便です。

さて、そのトイレが意外なところにありました

それは
なんと、立派な正門の裏側です!

写真 二つ見える扉がトイレ
八芳園 1.JPG

八芳園の名にかけて
四方八方どこを見ても美しくするためには
トイレの存在をどうにかしたいというオーナーの意図が感じられます。

人に聞かなければすぐには見つけられない場所ですよね。

初めて八芳園に行かれたら
このいきなトイレを是非使用してみてください。

ちなみに
トイレ横には乗務員控室もありますよ。

運転手にもやさしい八芳園でした。

八芳園
〒108-8631 東京都港区白金台1-1-1

   【車寄せ】評価

車の付けやすさ    ★★★★★
高速道路へのアクセス ★★☆☆☆
待機のしやすさ    ★★★★★
サービス       ★★★☆☆
コンビニまでの距離  ★☆☆☆☆
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プロフィール
●年齢:50代
●家族:妻・子供あり
●住まい:東京都内
●職業:ハイヤー乗務員
●E-mail:hireman50@gmail.com
●経歴:東京出身。大学を出た後、
    教育関係の仕事に就く。
    一時独立したが頓挫。
    その後いくつかの業種
   (新聞社、病院検査会社、
    不動産、リフォーム建築)
    を経験。2008年、営業系の
    仕事を希望して再び転職活
    動し、唯一内定をもらった
    ハイヤー会社に再就職し
    現在に至る。
ファン




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