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道路地図をほとんど使わなくなりました

 ■ハイヤー業界の話
夕方、新宿で2時間ほど待機することになりました。さて、今日はどうするか・・とにもかくにもトイレで用を足すことが先決だな・・とそう思ったのですが近くにコンビニら…

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東京都知事 公用車の運転日報

 ■ハイタク業界トレンド
某テレビ局報道番組からの取材要請 先日、某テレビ局ニュース番組スタッフから当ブログに取材要請でメールをいただきました。今(16年6月)公用車や政治資金の私的利用に…

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ハイヤーの事故

 ■教訓
車の仕事をしていると事故とはいつも背中合わせであることを感じます。昨日もお台場で、いつもなら車の流れる二車線道路が何故か詰まっているのでどうしてだろうと見てい…

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道路地図をほとんど使わなくなりました

夕方、新宿で2時間ほど待機することになりました。
さて、今日はどうするか・・
とにもかくにもトイレで用を足すことが先決だな・・とそう思ったのですが
近くにコンビニらしきところもなく、
ナビの画面上に新宿中央公園の緑地帯が目にはいったので
あそこなら公衆トイレがあるし路駐もできると、ハンドルを切り返しました。

IMG_5125.PNG

以前ここの公衆トイレを利用したことがあったのですが
かなり前の話でトイレの位置の記憶があいまいで、
これじゃ広い公園内を右往左往することになると
場所を確認するために一旦車を路肩に止め、スマホに手を伸ばそうとして
その手が止まりました。

そうだ、グーグルマップでは公園のトイレの位置まではわからなかったんだ
こればかりは道路地図をみなくちゃな

ひとりでぶつくさ言いながら
ドアポケットに突っ込んである道路地図を引っ張り出しました。
この時、久方ぶりに道路地図のページをめくる自分に気が付いたのです。

道路地図を使わなくなった

かつて毎年購入していた道路地図
しかし今、私が手にしている地図は2013年度版
かれこれ3年も前になる

どうして地図を買わなくなったのかはお分かりですね

原因は、スマホの地図検索アプリの機能が
私の中では、道路地図はもう必要ない・・
そう言いきれるレベルに到達してしまったからなのです。

入社したての頃は地図とにらめっこしながら、
ボロボロになるまでページをめくりめくっていた日々が懐かしくなります。

5年くらい前(2010年ころ)までは地図とネット検索を併用していました。
特にわからなかったのは右折禁止や回転禁止のところ。

ところがここ数年で、私の愛用するアプリ「グーグルマップ」では
ストリートビュー機能の登場とその操作性の飛躍的向上によって
都内であれば目的地の建物、出入り口、周辺の建物などを
瞬時に画像で確認できるのはもちろんのこと

一方通行、右折の可否もグーグルアースによる航空写真を通して、
道路に記された車線によってわかりますし、
Uターンができるかどうかなども交差点にある標識の画像から調べることが可能です。
google map.JPG

地図は随時更新され新しい情報に変わっていますし、
このようなすべての機能を余すことなく利用させていただいても
無料じゃないですか。
これはグーグル社のビジネスモデルが今までの常識を覆してしまったからで
この時代的恵沢によって
毎年地図購入に3000円近くを投資する必要がまったくなくなったわけです。

わざわざ現地に赴かなくてもスマホですべて事前調査が完結してしまう時代
ハイヤーの仕事が本当にやりやすくなったことを実感します。

音声入力も性能向上

最近では、いちいち検索窓に文字を打ち込む必要もなく
マイクボタンをおして
スマホに語りかけるだけでサクサクと文字が入力されていきます。
そして、その機能はバージョンアップのたびに向上していくことを体感します。

車載されたナビと併用してスマホでも目的地を検索すれば
所要時間や複数の経路を即座に検索できますし
最近知った機能で圧巻だったのは
目的地に向かう日付と時間を設定して所要時間を割り出すことが可能になったこと。

使い慣れてくると、指の動きもいっそう滑らかになります。
ですから、急な目的地変更でも、ナビをセットするよりも早く対応可能となりました。

もちろんこういった情報をすべて鵜呑みにするわけではありませんが
検索による様々な情報が私に安心感を与えていることは確かです。
ですから、以前にも増して ストレスなく快適に仕事を行えるようになったことで
ハイヤーの仕事は、この情報革命の恩恵を最も多く受けている業種の一つではないだろうか
最近つくづく感じています。

お客様も自分で確認している

お客様も後部座席でジッとしていません。
スマホやタブレットで道路状況を確認し
到着時間を割り出して、
乗務員にお任せするが、でも、一応自分でもしっかり確認しておく
そんなお客様も少なからず現れ出しました。

ある時など
私がスマホで確認していると
明らかに私と同じアプリを使用しながら
「東名でいきますか?
 それとも保土ヶ谷バイパスを使いますか?」
なんて聞いてきたお客様もおられて、
時代の波に上手に乗りながら、
文明の利器もきちんと使いこなせていないといかんな
そう思わされる場面に出くわしました。

IT化に無頓着なベテラン乗務員さん

ところで、ある仕事で一緒になった大手ハイヤー会社所属のこの道30年ベテラン乗務員さんは、今の時世の変化など一向におかまいなしのマイペースといった感じでした。

一応スマホは持っているんです。
でも
アプリはあっても使いこなせておらず
通話とカメラ機能と、ちょっとした調べものに
ヤフー検索を使っているだけでした。

  アプリがどうだとかって、細かいこと言われてもわかんねえからよぉ

komatta.jpg

苦笑いしかでませんが・・

時代に即して会社が乗務員に求めるスタンダードがあります。
でも、既に長年勤務しているドライバーは自分を無理に変化させなくても
経験値でそれなりにこなせてしまう職種であることは否めません。
ですから、社内における世代間の意識格差はとても大きいものがあります。

ただ、ハイヤーは一匹オオカミ型の仕事ですから
時代に乗るか、それとも現状維持か
つまりは自分の目指すところがどこにあるのか・・にすべてはかかっています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さてと、あったあった
ありましたよ
地図にWCのマークが公園内に示されています。
都内の公衆トイレを見つけるには
まだ道路地図が必要になるんですね。

久しぶりに開いた新宿駅周辺の地図を見ながら
車載しておく価値はあると思ったのですが

その瞬間に

いや、まてよ

私はもしやと思って
「公衆トイレ」でアプリ検索をしてみたら
出てきました

その名も「トイレ情報共有マップくん」

トイレ情報共有マップ.JPG

あるんですねぇ・・こんなアプリを開発する人の顔が見たい・・

レビューをいくつか読んで見ましたが
そこそこ悪い評価が少なかったため一応ダウンロードしておきました。

東京都内であれば公衆トイレを捜すのに使えるアプリのようです。

そうなると
もうこの道路地図はいよいよお倉入りか・・・


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東京都知事 公用車の運転日報

某テレビ局報道番組からの取材要請 

先日、某テレビ局ニュース番組スタッフから当ブログに取材要請でメールをいただきました。

今(16年6月)公用車や政治資金の私的利用に関して渦中にある舛添都知事問題に関連して、公用車運転手が記録している運転日報についての質問をしたいとのことでした。
しかも、メールをいただいた次の日の午後放送する番組で取り上げるので、直接電話でやりとりしたいとの急な要請だったのです。

都知事はすでに幾度かにわたる記者会見や質疑応答の場面で
「第三者に調査を依頼したので、精査してもらい、客観的判断を仰ぐ」
といった趣旨で応対し、自分の言葉で釈明したり弁明したりすることを極力避ける姿勢を貫いているため

報道番組スタッフはこの舛添氏の問題に対してあらゆる角度から深堀りして裏を取り、知事の誤った行為を摘発してやるという意欲満々な波動を受けました。

普段、ひっそりと業務をこなす一人のハイヤー運転手です。
今まさに世間を騒がしている問題について突然意見を求められても・・と、いささかとまどいを覚えながらも、
一方でマスコミからの初めての取材要請に変に心が躍るといった複雑な心境になったりして・・・。

個人的には今回の都知事の公用車使用問題に関して
別の角度から、すなわち、どんな人が運転を担当し、
どういう日報の書き方をしているのか
といった点で関心をもってニュースをみていたこともあって、
さして断る理由もなく素直にその取材要請に応じることにしました。

運転記録日報

運転日報.jpg

TBS NEWSIから引用


運転記録というものは、利用される方の「行動記録」とは違います。
運行の記録ですから特別な内容などあるはずはなく、一般的には
行き先、経路、 始発時間 終了時間 ハンドル時間
待機時間 開始メータ― 終了メーター 走行距離
その他、駐車料金 給油 高速道路利用料金などを記録するようになっていて
各ハイタク会社で書式は違いますし、出向すれば、企業から渡されれる書式もあったりして、運行管理者が知りたい情報を記載するようになっているというのが実情です。

従って、運転者は所定の記録用紙の書式に沿ってその日の運行記録を書き込んでいくだけのもの。
そのように、番組スタッフへ回答すると、
なんとかネタにできる内容がないかとの期待を見事に裏切ったようで、
電話口を通して聞こえてくる相手の語気に力がなくなっていくのを感じました。

それでも、最後に
 「車の利用者から、運転記録の書き方に関して指示を受けることがあるか?」
との質問を受けたときには

内心で、もしや都知事の指示で運転日報の書き方を調整していた可能性があるかもしれない・・・この裏取りができないのか・・
そのような思惑があることを感じました。

拘束時間 走行距離が重要

たしかに、私はかつて仕事をするなかで、お客様から、
 「終了場所は●●でお願いします」
と実際に終了した場所とは違う、お客様の希望場所を記録した経験がありました。

運行記録の中で、車の使用時間や走行距離を修正することは基本的に難しいのですが、
行き先を変更して記載することはいくらでも可能です。

というのも、
そもそも、営業的に言って、お客様がどちらに行かれようが、それはあまり重要なことではありません。
我々サイドで問題にするのは、拘束時間(運行時間)および走行距離。
これは、お客様への利用料請求算出に影響するからなんですね。
更にいうなら、そのお客様からのあがりから乗務員の報酬が算出されるようになっているのです。

従って、ハイヤー利用者が、行き先、寄り道場所などを記録することで個人的に不都合が生じる場合、記載内容の変更を指示をされることがあっても、担当運転手は素直に従うのが通例です。

まさか、お客様に対して、
 「嘘はいけません!事実は事実として記録します!」
などと変な正義感を振りかざす野暮なドライバーはいないでしょう。

そんなことを取材スタッフに打ち明けると
 「では、知事ももしかしたら自身の不都合から、運転手に対し、
  行き先に関する情報の変更を指示をすることも有り得ますね?」
と詰め寄られました。

私は都知事の担当運転手ではないので、
この時、そのスタッフに聞き返したのが
 「都知事の車は専属で担当している人がいるのでしょうか?」

その質問に関しては
 「いいえ、運転記録日報には3人ほど名前が挙がっていますね」

なるほど、実に細かいところまでよく調べてあります。
 「では、担当者が複数の場合はその可能性は低くなるように思います。」
と回答しました。

一般企業であればセキュリティーの問題もあって
会長付き 社長付きなどと、専属の運転担当者がいるものです。
いわば第二の秘書のような立場にもなりうる立場なので
ハイタク会社も運行業務の委託を請け負うとなると人選は慎重になります。

一方公務員であれば、業務に関して隠し立てすることは何もない開かれた文字通りの「公務」であるからこそ、車両運行担当者を専属で付ける必要はないのでしょう。

そもそもプライべートな用事で使用する場合なら公用車は使用しないというのは「常識」ですからね。

私が今まで担当してきた一般企業のトップの方々は
社用車であっても公私をきちんと区別して使用し、
モラルの高さを目の当たりにしてきました。

営業的にいえば、車両利用者が公私関係なく、できれば勤務時間外手当が加算されるような使い方をしていただいたほうが助かる・・・実入りに影響するのでね・・・
仲間内で冗談交じりによく話すものです。

結局、自分の立ち位置によって利害問題は変化してしまうのが世の常なんですね。

舛添都知事の「公」感覚

舛添都知事は
「公用車は『動く知事室』。移動中もしょっちゅう電話のやりとりをしている。運転手には守秘義務もあり、セキュリティーも確保されている。これはタクシーではできない」
と言ってました。

しかし、今回の問題勃発により、都知事に対して

・説明責任を果たしていない
・公私混同だ!
・危機管理意識はあるのか?
・指導者としての資質が問われる

などと総スカンを食らっています。
これは何より舛添氏の「公」の感覚が、一般的な常識のレベルとはかなり食い違っているところに問題を大きくしている要因があるからでしょう。

official car.jpg

さて、取材を受けた日の午後、
待機時間中、控室で取材を受けた某テレビ局の報道を見ることができました。
取り上げられていたのは、どこかのハイヤー会社の運転手で、車内にてカメラを向けられながら、
運転日報に関する政治部記者からの質問を受けている場面が流れてきました。

私は匿名で取材に応じたこともあって、記者の参考程度にとどまったようです。

都庁の運転手は公務員

前述の運転日誌によると、もっとも多い《都庁〜世田谷区〜湯河原〜都庁》という「通常ルート」で、走行距離は二百キロを超え、六時間ほどかかっている。
都内のハイヤー会社に問い合わせると、「都庁と湯河原町の往復で、約八万円かかります」とのこと。この一年で四十九回来訪しているので、単純計算で、約四百万円ということになる。

また運転手は平均四時間を超える時間外勤務を課されている。その累計は二百二十四時間に上り、これは二十五日分の勤務時間に匹敵することになる。都庁に勤務する運転手の初任給は十四万二千円だが、少なくともこの金額以上の経費が使われているのは間違いなさそうだ。

週刊文春記事抜粋(週刊文春」2016年5月5日/12日 ゴールデンウィーク特大号

上記記事からわかるように、運転手もどうやら公務員のようです。
私はてっきり都庁も運転手は外部のハイタク会社に委託しているものと思っていました。

ちなみに
都庁の役員運転手を希望される方は
東京都庁財務局に問い合わせしてみてください。
過去に役員運転手を募集していました。

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ハイヤーの事故

車の仕事をしていると
事故とはいつも背中合わせであることを感じます。

昨日もお台場で、いつもなら車の流れる二車線道路が何故か詰まっているので
どうしてだろうと見ていたら、
前方に警察車両の赤ランプが点灯しているのが視界に入ってきました。

なんだ事故か・・

昼間の2時、明るく見通しの良く
別段事故を起こすような場所ではないのに
どうしたことでしょうか。

jikogazou010.JPG

見ると、
タクシーがBMWの後方に左先端部をぶつける形で
中央車線上に止まっていました。

どうやら車線変更の時に前の車が急ブレーキをかけたのでしょう。
車間距離が詰まったことにより追突した模様でした

事故を起こす原因

事故というのは、一瞬の気のゆるみや、
焦る気持ちから引き起こされること多く
落ち着いて基本をきちんと守ってハンドルを握っていれば、
比較的避けられるものです。

生身の人間なので、事故のリスクを全く無くすことができませんから
ハイタク会社としては、全乗務員に対する注意喚起のために
事故が発生すると、その詳細を写真と図解で営業所内に大きく掲示しています。

我が営業所では損害額までも示され、
事故を起こすとこれだけ会社に損害を与えるのだと、
きつくお咎めするわけです。

時折交流する日本交通の乗務員さんの話では
営業所内の啓示に個人名も出されて、晒し者状態となると言ってました。

私は常々、張り出された事故状況を詳細に見ながら
自らを戒めるようにしています。

自分も気が弛んだらああなるのだ・・・と

実車中の事故

私は過去に一度、実車中に事故を起こした経験があります。

原因は 「焦り」 からでした。

進行方向、目的地に向かう車線とは違うレーンに車が入ったことに気付き
修正しようと慌てたんですね、
そのレーンは車線変更禁止の黄色い線がひかれていたのですが、
このまま進むと時間的に大きなロスが生じることが
目に見えていたこともあって、
そこに「焦り」が生じたのです。

後方をろくに確認せず、ウィンカーを出すのとほぼ同時に、
さっとハンドルを左に切ろうとしたその瞬間でした。

左後方から大型のトラックが
私の左横を追い越して行ったのです。
そのすれ違いざまに
ドンと鈍い音がして車が揺れました。

事故図.png


ああ〜、やってしまった…

体に感じた衝撃が大きかったことから、
車の横っ腹がえぐられているぞ…

すぐに頭の中でその状況を想像し
顔から血の気が引いていくことがわかりました。

表に出て確認してみると

あれ?

ドア部分にはかすり傷一つ見当たらず
ぶつかったのはサイドミラーで、
ミラーを覆っているプラスチックカバーが破損しているだけでした。

私は思わずほっと胸を撫で下ろしました。

同時に過ぎ去っていった大型トラックが
100メートル前方でハザードをたいて路肩に寄せて停止している姿が目に飛び込んできました。

そのまま行ってしまわなかったんだ・・・。

「申し訳ございません。
この後のご予定はいかがでしょうか?」

後部座席にいたお客様に状況を伝え、平謝り

事故対応はマニュアルに沿って処理

研修期間に、もし事故になったらどのように対応すべきかを
徹底的に教育されます。

それでも、いざ起こしてしまったら
頭は真っ白になって、まず何から手をつけるべきかわからなくなります。

とにかく気を落ち着かせて
冷静に頭を使うようにし、

実車中ならば
乗車しているお客様に簡単に状況を報告し
事故対応に時間を要するため、
お客様の予定したスケジュールに支障が生じるか否かを確認して
それに応じた対応を迅速にすべきでしょう。

営業所に連絡し、代車を要請するとか、
タクシーを呼んで対応するとかです。

私の時は、お客様から要請を受けて、空いた時間を埋め合わせるために
予定外の行き先に向かう途中だったので
お客様に支障をきたすということがなかったのは不幸中の幸いでした。

とはいっても、事故対応に慣れているはずもなく
私は半ば泡を食った精神状態に・・
お客様の方がどっしりと構えて冷静にしておられました。

本来ならば、乗客や相手方の身の安全や健康状態を確認し、
次に警察に連絡するというのが手順となっています。

この時は、たまたま事故現場から目と鼻の先に交番があって
連絡する前に警察官が異常を察知したのか、すぐに近寄ってきたのには驚きました。

ですから、一挙に気が楽になって、
すぐさま営業所に事故を起こしたことを報告しました。

更に、接触したトラックの運転手も誠実な方だったこと
相手方トラックには損傷個所が見当たらなかったと
警察を挟んだ現場検証もスムーズに処理されたことなど
不幸中の幸いが続きました。

処理終了後も

どのような事故であれ、一旦起こしてしまうと
こちらに非がある場合は、相手に対する謝罪、そして実車中であれば
乗車されたお客様に対する陳謝
そして、車両の損傷個所の修理や保険処理などが待っています。

この一連の事故処理に対し、会社はさすがプロフェッショナル
営業担当者、及び事故処理専門の担当が迅速に処理していきます。
乗務員は相手方との折衝にほとんど関係することなく
全て会社が対応していくので

乗務員のすることといえば、事故報告書を克明に記載し、始末書を作成。
営業所長に提出して
最後は所長より直接訓戒を受け反省することです。

いつまでも一つに事故に関わって業務に支障をきたさないようになっているこの体制に、
はじめは驚いてしまったものです。

乗務員へのペナルティ

事故処理は確かに担当者が乗務員に変わって動いてくれますが
ペナルティは当然ながらあります。

私の会社の場合は給与からの一定額(1万円)の天引き
さらに賞与の査定にも影響します。

損害額に比例してペナルティが大きくなることがないという点で
これが会社に所属する利点の一つであるということでしょう。

だからと言って
平然と構えるというのはどうでしょうか

やはり社内の人間関係を考えると
処理にあたった営業担当者や事故処理担当者には、相手方や顧客対応で
自分に代わって頭を下げていただいことに対する謝意を示すべきですね。

ペナルティといえば
企業に出向し、役員車を担当している乗務員の場合は
事故を起こしてしまった時の乗務員の初動がどうなのか
実車中であれば一部始終を目の前で見せられますから
対応いかんによっては、いわゆる「ダメだし」を食らい、
最悪、担当交代を言われるケースもあります。

また、
3か月以内に再び第一原因の事故(当事者が起こす事故)を引き起こした場合
かなり厳しく詰められますし、3度目になると解雇を言い渡されるケースもあります。
自損事故であっても注意散漫が改善されないともなれば、

あなたはこの仕事に向いていない

という判断を下されてしまうのです。
これは当然のことでしょう。
特に新人研修期間にこういうことがたまに起こります。

もう二度と事故をおこすまい

これは自分に対しての戒めですが
最も注視すべきは
慣れからくる漫然とした運転
これは絶対禁物
事故を呼びます。

適度な緊張感をもつべきですし
空車、実車にかかわらず
落ち着いて、基本に忠実なハンドルさばきを心掛ける
仕事でハンドルを握っていることを忘れないように
そうすることで
事故を最小限度食い止めることができる

そう思っています。

気をつけていても、事故は日常あり得ることですが
できれば極力避けたいもの。

お客様は私の運転を信じて体を預けているということを忘れないように
その信頼に応えるべく
今日も安全運転でまいりましょう。


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プロフィール
●年齢:50代
●家族:妻・子供あり
●住まい:東京都内
●職業:ハイヤー乗務員
●E-mail:hireman50@gmail.com
●経歴:東京出身。大学を出た後、
    教育関係の仕事に就く。
    一時独立したが頓挫。
    その後いくつかの業種
   (新聞社、病院検査会社、
    不動産、リフォーム建築)
    を経験。2008年、営業系の
    仕事を希望して再び転職活
    動し、唯一内定をもらった
    ハイヤー会社に再就職し
    現在に至る。
ファン






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